定年退職を間近に控えた人や、すでに退職した人から、在宅で翻訳の仕事をするのに年齢制限はあるか質問されることがあります。
在宅で翻訳の仕事をする場合、基本的に年齢制限というのはありません。
※記憶力や理解力を維持できているという想定でお話しします。
私が翻訳を教わった師匠は、定年退職後に翻訳の仕事を始められましたし、定年後に年金だけでは不十分なので翻訳の仕事をする人は多いようです。
基本的に実力主義の世界なので、年齢よりもスキルが重視されます。
ただ、今まで翻訳経験のない人が、たとえば80歳を過ぎてから翻訳の勉強を始めたとして、どれくらい仕事の依頼があるかと言うと、正直なところわかりません。
努力してスキルの面で一定のレベルに達したとしても、翻訳の仕事を依頼する側の立場で考えると、健康面などで不安要素があるからです。
仕事の途中で体調が悪くなって納品してもらえなくなった、などという事態になると困ってしまいますよね。
ただし、クラウドソーシングであれば年齢を隠して受注できますので、クラウドソーシング狙いであれば(しっかりしたスキルを身につけたら)できるかなと思います。