翻訳者を目指して勉強している人の中には、
「英字新聞はどのように読めばいいのだろう?」
「最初から最後まで和訳した方がいいの?」
と迷う人も多いのではないでしょうか。
今回は、読者の方からいただいた質問にお答えしながら、英字新聞を使った効果的な勉強法をご紹介します。
英字新聞はどこまで読み込めばいい?
読者の方から、次のような質問をいただきました。
The Japan Timesの記事を読むように勧められていましたが、どの程度読み込めば良いのでしょうか。
軽く目を通して内容を理解するだけで良いのか、それとも和訳するようにしっかり読んだ方が良いのか迷っています。
私がおすすめしている読み方は、最初の2~3段落をじっくり読み、それ以降は内容を理解する程度に読む方法です。
1日1記事読むのであれば、このくらいのペースが無理なく続けられるでしょう。
最初の段落を丁寧に読むべき理由
英字新聞では、多くの記事が最初の段落(リード文)に記事全体の要点をまとめる構成になっています。
そのため、最初の段落を理解できれば、その後の内容が読みやすくなります。
また、リード文ではニュースで頻繁に使われる重要表現や語彙が多く使われています。
目指す分野にもよりますが、翻訳者になるのであれば、これらの表現はぜひ身につけておきたいものです。
最初の方の段落では、知らない単語や熟語が出てきたら、面倒でも一つひとつ辞書で調べる習慣をつけましょう。
この積み重ねが、読解力と翻訳力の向上につながります。
翻訳者を目指すなら最初の段落は和訳してみよう
英字新聞を読む目的が翻訳力を伸ばすことであれば、最初の段落だけでも日本語に訳してみることをおすすめします。
「何となく意味が分かった」というレベルではなく、日本語として自然な文章になるよう考えながら訳すことで、英文の構造や筆者の意図をより深く理解できるようになります。
ただし、ここで注意したいことがあります。
英字新聞を読む目的は、読解力を鍛えることです。
完璧な訳文を作ることが目的ではありません。
一文ごとに時間をかけ過ぎると、読む量が減ってしまいます。
分からない部分を調べたら先へ進み、できるだけ多くの英文に触れることを意識しましょう。
英字新聞は1日に何記事読めばいい?
英字新聞に慣れていないうちは、1記事読むだけでもかなり時間がかかるはずです。
そのため、最初は1日1記事で十分です。
大切なのは、一度にたくさん読むことではなく、毎日続けることです。
一方、時間に余裕がある日には2記事、3記事と読むのもおすすめです。
読む英文の量が増えるほど、語彙や表現に触れる機会も増え、読解力は着実に伸びていきます。
続けているうちに、以前は苦労していた記事でも、短時間で読めるようになるでしょう。
まとめ
英字新聞を使った勉強法で迷ったら、次のポイントを意識してください。
- 最初の2~3段落は辞書を使いながら丁寧に読む
- 特に最初の段落は和訳して内容を正確に理解する
- 残りの段落は内容を把握する程度で十分
- 完璧な和訳を目指さず、読解力を鍛えることを優先する
- 最初は1日1記事で構わないので、毎日継続する
英字新聞は、読解力の伸ばすのに最適な教材です。
最初は難しいかもしれませんが、根気よく続けてみましょう。

