レッスン6

レッスン6

今回は、翻訳の品質を一定に保つために絶対に必要な品質チェックの方法を説明します。

 

翻訳の仕事をするときには、翻訳の正確さ、訳文の読みやすさが大切なのはもちろんですが、その他にも品質を保つために重要な事項がたくさんあります。

 

たとえば、原文には改行がない部分に改行を入れてしまったら、細部に気を配れない人という印象を与えてしまいます。同じ見落としを繰り返すと、仕事の依頼はなくなります。

 

逆に、そういう部分を完璧に整えていると、たとえ翻訳文が少しぎこちなくても、

 

「●●さんは、翻訳は少しぎこちないけど、細かい部分まで丁寧な仕事をしてくれるので安心。」

 

という印象を与えることができます。

 

すばらしい翻訳文を書くことができても、改行などの細かい部分に気配りができなければ減点されますので、見直しをするときには、訳文に間違いがないか見直すと同時に、細部までチェックする必要があります。

 

このレポートで説明しているチェック事項は、翻訳文を原文と付き合わせて目視で見直した後に実施してください。

 

また、エクセル版のチェックリストを用意しているので、必要に応じて変更して使ってください。

レッスン6記事一覧

レッスン6―1

このレッスンでは、全角文字と半角文字の区別、全角アルファベットの有無、不必要なスペースの有無、全角文字と半角文字の間のスペース、漢字・仮名の使い分け、について学びます。

≫続きを読む

 

レッスン6―2

このレッスンでは、片仮名語を統一したか、文章校正機能を実行したか、申し送り書は適切に書いたか、支給された用語集に従ったか、用語の訳を統一したか、専門用語は適切に訳したか、見出しの表現が統一されているか(体言止め、「〜する」など)、数字を間違えていないか、指示書を隅々まで読んだか、納品ファイル名は適切...

≫続きを読む

 

翻訳者になりたいならこちら。

添削課題(会員専用ページ)


 
ホーム 無料の超短期 翻訳講座 お問い合わせ