概要
今回は、「翻訳資産」を活用する方法について説明します。
翻訳の勉強や調査、仕事をしていると、大量のデータがパソコンの中にたまってきます。
たとえば、
- 英語と日本語を書いた用語集
- 英文と日本語訳を書いた対訳集
- 専門用語の説明を集めた資料
などです。
こういったデータは、今後の仕事のときに役に立つ「資産」となりますので、大切に保管して
いつでも活用できるようにしておく必要があります。
そうすることで、過去に時間をかけて調べたことをもう一度調べ直したり、過去に翻訳したのと同じような文章を翻訳するときに、ゼロから翻訳したりするのではなく、過去の資産を調べるだけで済むので、
- 調査時間を節約できる。
- 翻訳時間を節約できる。
- 見直し済みの過去の訳文を参考にできるので品質が上がる
- 過去の仕事との整合性を維持できる
などのメリットがあります。