実務翻訳の仕事をするには、専門分野を持つことは必須とも言えます。
今日は、専門分野選びで悩んでいる受講生からメールがあったのでお答えしました。
専門分野をどうするかを考えないといけないのですが全然進みません
専門分野に何を選ぶかは悩むところですね。
大学の専攻や仕事に関係することを翻訳の専門分野を選ぶことができれば簡単です。
でも、「大学の専攻は英語で事務の仕事をしていたから、専門分野なんかない」というような人はけっこういらっしゃいます。
(私がそうでした)
専門分野を決める際の取っかかりとしては、普段、何に興味があるかを考えてみてください。
- 環境問題が気になる
- 政治のことが気になる
- 健康のことが気になる
- 栄養のことが気になる
など、何かあると思います。
最初は、「難しくて無理かも」とか「需要があるかな?」などと考えずに、できるだけ多く書き出しましょう。
興味のあることをできるだけ多く書き出したら、Googleで「翻訳会社 取り扱い分野」と検索すると、いろいろな翻訳会社のウェブサイトで取り扱い分野を掲載したページが検索結果に出てきます。
検索結果に出てきた取り扱い分野のページを開いて、あなたの興味のある分野はないか確認してみましょう。
取り扱い分野は翻訳会社によって違うので、1つの翻訳会社だけでなく複数の翻訳会社の取り扱い分野を確認してください。
例)
https://www.naiway.jp/field/
専門分野を選ぶときの最初のとっかかりとしては、こんなふうに興味のある部分から考えてみるのがいいと思います。
実際に選ぶときは、マニアックすぎてあまり需要がなさそうな分野は避けた方がいいですね。