専門分野についての質問に丁寧な回答をありがとうございました。履歴書には、今自分ができる翻訳の専門分野を書きましたが、やはり安定した収入を希望しているので、新たな専門を考えています。
そのことでまた質問があります。例えば、「農業翻訳」というのがあるのですが、その分野が「農産物、肥料、家畜、酪農・・・歴史、食の安全、表示・・・」などたくさんの小さな分野に分かれています。それらをすべてできなければ「専門」と言えないのでしょうか。それとも、自分が選んで勉強したものだけでも「専門」としてもよいのでしょうか。
すべてできる必要はまったくありません。
専門分野:農業(肥料、家畜)
のように、大きいくくりは「農業」として、括弧内にはさらに細かい得意分野を書いておけば問題ありません。
私の場合は、翻訳を始めたばかりのときは、IT翻訳をしていました。
とはいってもITすべてに通じているわけではないので
コンピュータ(ソフトウェア、通信技術)
のように得意分野だけを書いていました。
勉強方法としては、農業全般について分かりやすく書かれた本を読んで、農業についての全体像をつかんでから、特に深く学びたい分野に取り組むのがいいと思います。
そのように知識を付けて、専門性がそれほど高くない内容なら農業全般について訳すことができ、肥料、家畜については専門性の高い翻訳もできる、というようにするのが理想です。