私から以下のメールを受講生さん達に送ったところ、受講生さんから返事がきました。
そのメールで修正するべきことがあるのでメールのやり取りを共有します。
以下は、戸田からのメール
先日、翻訳講座のQ&Aサイトを公開しました。
https://xn--xxtu55ei6gs0a.com/questions/
上記サイトに、パスワード保護した記事があります。このパスワード保護したサイトには、日本国外に在住の方はアクセスできない場合が
あることが分かりました。セキュリティ目的にプロバイダーが設定していることなので、私には対応のしようが
ありません。海外在住の方で、パスワード保護されたページにアクセスできない方には個別に対応
しますのでお知らせください。
以下は、受講生さんから届いたメール
戸田先生
●●です。私は現在、アメリカから受講しています。
以下は、私から送ったメール
●●さん
こんにちは。戸田です。
パスワードをかけたページは、以下のURLでGoogleドライブでPDFファイルとして共有することにしました。
https://……………
上のURLは今後も使うのでメモしておいてください。
なお、翻訳基礎講座はメールの書き方も指導内容に入っているので
今回のメールについて修正するべき箇所をお伝えします。「私は現在、アメリカから受講しています。」
だけではコミュニケーションとして不十分です。
「それで、ページにアクセスはしてみたの?」
「アクセスできたの?それともできなかったの?」
「どうしてほしいの?」と思われるだけです。
「そんなこと察してください。」
と考えるのは間違いです。
友達に送るメールならそれでもいいですが、仕事のうえで取引先に送るメールとしてはいけません。
仕事におけるコミュニケーションでは、察してもらえることを期待するのではなく、言葉を使って具体的に伝えることが必要です。
たとえば、
———————————————-
私は現在、アメリカから受講しています。
先ほど、パスワードがかけられているページにアクセスしてみたところ
エラーメッセージが表示されました。どのように対処すればいいかお知らせいただけますでしょうか。
———————————————–
のように、最低でも
・実際に試してみたこと
・何をしてほしいかを伝える必要があります。
メールを使ったコミュニケーションでは、相手の顔が見えないだけに、対面でのコミュニケーションよりずっと気配りをする必要があります。
お気を付けください。