現在、主人の海外赴任でタイ、バンコクに住んでおります。
この先四年間の滞在間に翻訳業で働いていけるよう勉強をしております。
今回の質問は、もし勤務先で間違った解釈をしたのに気付かずに、相手先に迷惑をかけてしまうことも、実際の仕事場では起こりうると思います。
そういった場合、どう対応されているのでしょうか?御回答宜しくお願いします。
在宅翻訳者ではなく、「派遣翻訳者」や「会社員翻訳者」として勤務するなど、会社勤めの翻訳者として働いているときに誤訳してしまったらどうすればいいか、という意味と解釈してお答えします。
派遣か社員かにかかわらず会社勤めをしているなら、誤訳をしてしまったら上司に相談して対応を考えることになります。
すべての責任を翻訳者が負うということは、まず考えられません。
翻訳者にかぎらず、事務や営業、研究開発など、どのような仕事でも必ずミスはあります。
そのときは上司と相談して対応を決めるのは当然のことですので心配する必要はありません。
なお、在宅翻訳者として仕事をしていて誤訳をしてしまった場合、通常は翻訳会社などのチェッカーが修正します。
チェッカーも気づかなかった場合は、誤訳のまま使われる可能性があります。
その場合は、依頼側の企業から翻訳会社にクレームが入り、翻訳会社から翻訳者に誤訳についてフィードバックという形で連絡が入る可能性があります。
あまりに誤訳が多い場合は、その後は仕事の依頼がなくなる可能性がありますが、損害賠償を求められたという話は聞いたことがありません。