実務翻訳に必要なスキルを最短で身につける勉強法って、誰もが知りたいことだと思います。
どうすればいいと思いますか?
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それは、勉強内容を徹底的に絞り込むことです。
英語の勉強法
英語力について言うならば、文法と読解だけに絞って勉強します。
リスニングやスピーキング、発音などは翻訳では必要ないので、そういったことに使う時間は無駄になります。
文法と読解だけに集中しましょう。
専門分野の勉強法
専門分野については、最初にどの分野の翻訳をしたいか決めてください。
私の場合は、ITから始めて、翻訳の仕事をしながら機械、無線通信、半導体などに広げていきました。
やりたい分野を1つに限定するのがポイントです。
どの分野がいいかわからない場合でも、とりあえず仮の分野を選んでしまいましょう。
そして、その分野の本を読んで勉強します。
実務翻訳の勉強法
翻訳スキルについては、プロ翻訳者のフィードバックをもらえる講座で勉強しましょう。
教材に載っている英文を訳して、それを模範解答と比べる、という方法もありますが、それだけでは上達しません。
フィードバックがなければ、ダメな翻訳文を作っても自分では気づくことができないからです。
まとめ
まとめると、
- 文法と読解に絞って勉強する。
- 専門分野を1つ選んで勉強する。
- フィードバックをもらえる講座を受講する。
ということです。
「まずはTOEICで900点取れるように勉強しよう」
などと考えていると、翻訳に必要ないリスニング練習や単語の暗記に時間を取られることになります。
(翻訳では辞書を使えるので、単語を大量に覚える必要はありません)
目標に直結することだけに絞って勉強するのがポイントです。