お世話になります。○○です。
日本での滞在期間も3週間が過ぎ、今週の日曜日に●●国に帰国します。
今日から、添削課題21を始めました。今週金曜日までには完成させ、戸田様にお送りしたいと思います。
そしてその後、残り3つの課題を続け、翻訳講座を修了したいと思います。先日は、TRADOSの初級コースを受け、基本的な使い方を学びました。また、戸田様に既にお伝えしたように、辞書データ、もう1台のノート パソコン、また翻訳の仕事に必要なその他の機器を購入し、現在は新しいPCに辞書データをインストールし、アルクのオンライン辞書とともに、それらを実際に使い作業をしています。戸田様が勧めてくださったように、このコース終了後に翻訳会社のトライアルを受けるつもりです。
ただ、今回送られた上級コースのメールをいただき、今、心がかなり揺れています。私は、正直、今後プロの翻訳者として独立できるかどうか、自信はありません。私の翻訳者としての能力が十分ではないと感じるからです。
以前のメールを通して、戸田様には私がこの上級コースに関心があることはお伝えしました。この講座を終了後にトライアルを受ける目標を持った方がいいこと、その後、上級コースを受けるかどうかを決めても遅くはない、と戸田様に言っていただきました。ただ、今回のメールで、この上級コースは5人の定員が満たされたらそれで募集は終了し、次回の募集はいつになるか分からない、というものでした。
つまり、この翻訳講座終了後の1ヶ月間に、3、4社のトライアルを受け、どれもうまくいかず、上級コースを受けようと思っても、受講できる保証はないということです。

私の翻訳者としてのレベル、能力、また私の状況をよくご存じの戸田様に、ぜひ、率直なご意見を聞かせていただきたいと思います。

 

メールをありがとうございます。

以下のとおりお答えします。

> 私は、正直、今後プロの翻訳者として独立できるかどうか、自信はありません。
> 私の翻訳者としての能力が十分ではないと感じるからです。

 

○○さんなら大丈夫と思います。

正直な意見を言いますと、今後、いくら勉強しても経験を積んでも、完全に自信が持てる日はこないと思います。

私は10年以上、専業で翻訳をしていますが、いつも実力不足を感じます。

翻訳では、学校の勉強みたいに、「ここまでできるようになったら十分」という学習範囲がないので、いつまでたっても不足を感じるのだと思います。

おそらく、誰でも同じように感じていると思いますよ。

> この翻訳講座終了後の1ヶ月間に、3、4社のトライアルを受け、
> どれもうまくいかず、上級コースを受けようと思っても、
> 受講できる保証はないということです。

※この話題には個人的な回答をしたため公開いたしません。

 

なお、受講後にトライアルを受けると、数社に1社は受かる可能性が十分にあると思います。

IT翻訳の場合は、特に、原文を曲げずに訳すこと、仕様を完璧に守ることなどの基本が重要なので、特に意識しながら学習を進めてください。

また、トラドスを持っていると、トラドスを持っていない人より仕事の依頼が来やすくなります。

不安だらけなのは理解できますが、「俺ならできる!」と言い聞かせて頑張ってください。