body weight trainingの訳について

①自重トレーニング
②ボディウェイトトレーニング
③自分の体重を利用する運動(課題より抜粋)

上記、3つの候補のうちどれにするかで迷いました。

迷ったときはgoogleで使用頻度の最も多いものを
選ぶことが多いのですが、
「自重トレーニング」は検索数こそ多いものの
辞書では見つけることができませんでした。
(まだ、辞書をそろえておらず
無料のオンラインの辞書でしか調べていないので
調べきれていない可能性もありますが)

こういった単語は一般的に使われていても
翻訳文で使用してもいいのか迷いました。

そこで質問ですが
名詞について複数の候補で迷った際
どのように調べて
何を基準に訳を選べはいいでしょうか?
また俗語や新語は翻訳ではどこまでが許容範囲でしょうか?

 

ごく普通に使われているけれど辞書に載っていない言葉は大量にあります。そのような場合は、Googleで検索して使用頻度の多いものを選びます。

検索結果で「自重トレーニング」のヒットが多く、2chのようないい加減なサイトではなく、ある程度しっかりしたサイトで使われているなら、その訳語を使ってもかまいません。

この場合、国語辞典に「自重トレーニング」と載っていなくてもかまいません。

この件のように「自重トレーニング」、「ボディウェイトトレーニング」、「自分の体重を利用する運動」という3つの候補から選ぶ場合、どれも文脈に合っているので、「自重トレーニング」が一番よくネットで使われているなら、「自重トレーニング」を使います。

なお、読者にとって一番分かりやすい訳語は「自分の体重を利用する運動」ですが、文中に「body weight training」が頻繁に出てくる場合は、「自分の体重を利用する運動」を何度も何度も使うことになり、くどくなる可能生があります。「自重トレーニング」と訳した方がすっきりします。

また俗語や新語は翻訳ではどこまでが許容範囲でしょうか?

 

翻訳している文章が、どのようなタイプの文章かによって変わります。

原文で俗語が使われているなど気楽な文章の場合は、訳語でも俗語を使ってもかまいません(読者に理解できるレベルの俗語に限りますが)。といいますか、原文で俗語が使われているのに、訳文で俗語を使わずに固い言葉で訳したら、文章のイメージが変わってしまいます。

もちろん真面目な文章などでは俗語は不可です。

新語については、誰もが知っていて受け入れられている言葉なら使ってもかまいません。しかし、一般に普及した言葉でなく新語をあえて使う理由がどこにあるのかわかりません。