まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。法律文書や技術文書の書き方を勉強したことがある人であれば、分かりきったことばかりかもしれませんが、勉強したことのない人にとっては知らないことが多かったのではないかと思います。
あるいは、学校や文章の書き方の本で習った書き方とは違っていたかもしれません。
この理由は、法律文書や技術文書は、きわめて正確に書くことが要求されるため、小説や日記などを書くときとは異なるルールが決められているためです。
たとえば、「および」や「または」の使い方などは普段の生活で目にする使い方とは、まったく違います。
しかし、誰もが決められたルールに従って文章を書くことを徹底することで、誤解や誤訳を避けることができるようになるのです。
特に、プロの翻訳者は日本語の文章の書き方を詳しく勉強しています(中には我流の
翻訳者もいるので注意が必要ですが・・・)。このため、正しいルールに従って書かれている文章であれば、翻訳者は正しく理解して正しく翻訳することができます。
なお、この冊子では7つのポイントを紹介しましたが、誤訳を避けるためのポイントは、この他にも多数存在します。