子育てと仕事を両立できる在宅の仕事とは?
ツイートこのコンテンツは、10年以上の経験を持つ現役のプロ翻訳者であるアキラが、翻訳の仕事についてきるだけ分かりやすく説明するメディアです。
「子育てと仕事を両立するのは無理なのかなあ」
「子育てがあるから、在宅で仕事ができたらなあ」
何てことを考えていませんか?
結婚して子育てのために仕事を辞めても、生活が少し落ち着いてきたら、また仕事を始めたいという気持ちになる女性は大勢います。
でも、家事と子育てがあるから、仕事のために長時間家を空けるわけにはいかないし、在宅で仕事をしたいと考えるのは当然ですよね。
そこでこの記事では、子育てと仕事を両立させたい女性のために、在宅でできる翻訳の仕事についてお話しします。
在宅翻訳の仕事は、子育てと両立しやすいので女性に人気があるんですよ。
子育てしながら仕事ができる在宅翻訳とは?
翻訳の仕事は、結婚して子育てをしながらでも、空き時間を利用して在宅で仕事をすることができます。
在宅翻訳の仕事をするには、最初に翻訳会社と契約を結びます。
翻訳会社はメーカーや貿易会社などの企業と契約して、企業から翻訳の仕事を受注します。
その仕事が在宅翻訳者に依頼されるわけです。
翻訳会社は、企業から受注した翻訳の仕事を在宅翻訳者に依頼するときに、その仕事に適した翻訳者を選んで依頼します。
たとえば、コンピューター関係の翻訳は、コンピューターが得意な在宅翻訳者に依頼します。
だから、苦手な分野の仕事を依頼されることは、ほとんどありません。
そして、在宅翻訳者は、仕事の量に応じて料金を受け取ります。
翻訳者の収入はどうやって決まるの?
在宅翻訳者の収入は、完全な出来高制で決まります。
英日翻訳の場合、翻訳会社との契約時に「単語1語につき何円」という形で契約します。
料金は、翻訳分野の難しさや翻訳スキルによって、翻訳会社と交渉して決めます。
そして、たとえば単語1語10円で契約した場合、1,000英単語を翻訳した場合、10,000円が翻訳者の報酬になります。
ただし、翻訳者に支払われる報酬は、源泉徴収を引いた金額になります。
翻訳者は、確定申告することで、源泉徴収として引かれた料金の一部を取り戻すことができます。
子育てをする女性の仕事として翻訳がおすすめの理由
子育てをしている女性の仕事として翻訳がおすすめの理由は、以下のとおりです。
- パソコンと電話があればできるので、お金がかからない。
- 仕事の量を自分で決められるので、家事や育児と両立しやすい。
- いつ仕事をするかを自分で決められるので、空き時間を活用できる。
- パートや内職よりずっと収入が多い。
- 社会的な地位が高い。
以下に、それぞれについてお話しします。
パソコンと電話があればできるので、お金がかからない
在宅翻訳の仕事は、パソコンと電話があればできます。
仕事に使うパソコンは、特に高性能のものは必要ありません。
インターネットとワープロソフト(Microsoft Word)が使えれば十分です。
実際に私は、5万円程度のデスクトップパソコンにMicrosoft Wordをインストールして使っています。
数年おきにパソコンを買い換える必要はありますが、今まで(過去十年以上)何一つ問題が生じたことがありません。
なお、翻訳の仕事には辞書を使うので、お金に余裕があれば専門用語辞書などを買いそろえると、仕事の効率化と品質アップにつながります。
しかし、大抵の言葉は、オンライン辞書で調べても見つかります。
仕事の量を自分で決められるので、家事や育児と両立しやすい。
翻訳の仕事は、どれくらいの量の仕事を引き受けるかを自分で決めることができます。
取り引き先と契約するときに、1日に英単語何語を翻訳できるか、週に何日仕事ができるかなどを知らせます。
たとえば、「1日1,000英単語を翻訳できる」、「月曜日から木曜日まで週に4日仕事をする」という具合です。
すると、この条件に合った仕事が翻訳会社から依頼されます。
だから、無理なく子育てと両立することができます。
いつ仕事をするかを自分で決められるので、空き時間を活用できる。
翻訳の仕事は納期が決まっていますが、納期に間に合いさえすれば、いつ仕事してもかまいません。
だから、朝、家族を仕事が学校に送り出してから家事を済ませ後で、空いた時間を利用して仕事をすることもできます。
また、夜、晩ご飯を食べた後に、家族がテレビを見たりしてくつろいでいる時間に翻訳の仕事をすることもできます。
かなり自由度の高い仕事だと言えます。
パートや内職よりずっと収入が多い。
翻訳の仕事は、英語力と翻訳スキルを持っている人にしかできません。
だから、健康な人であれば誰でもできるパートや内職より、ずっと高い収入を得ることができます。
専業翻訳者になれば、会社員より多く稼ぐこともできますし、家事や子育ての間に働いても、パートや内職よりずっと高い収入を得ることができます。
社会的な地位が高い。
結婚して仕事を辞めてしまうと、それまでの学歴や職歴がどんなに優れていても、女性の社会的地位は「主婦」という言葉でまとめられてしまいます。
しかも、いったん仕事から離れてしまうと、以前と同じような仕事に復帰することは難しくなるので、パートや内職、せいぜい派遣社員として働くことになります。
でも、在宅翻訳の仕事は実力主義なので、学歴や職歴、仕事を辞めてからのブランクに関係なく始めることができます。
しかも、知的労働者として、社会的に認識されます。
新しく知り合った人に、「翻訳の仕事をしています」と言ったときの相手の反応を想像してください。
「えっ、すごいですね」という反応が返ってくることは間違いありません。
子育てと両立する仕事は在宅翻訳がおすすめ
この記事では、子育てと仕事を両立させたい女性のために、在宅でできる翻訳の仕事についてお話ししました。
翻訳の仕事を始めるには、英語力と翻訳スキルが必要です。
だから、翻訳者になるための勉強をする必要があります。
でも、いったんスキルを身に付けてしまえば、パートや内職などより、はるかに自由に仕事をすることができ、はるかに高い報酬を得ることができます。
今すぐお金がほしい場合は、勉強が必要な翻訳の仕事では間に合わないかもしれません。
でも、長い目で見れば、翻訳スキルを身に付ける方がずっとメリットが多いと思いませんか?
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