翻訳者になって英語を仕事にする方法

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翻訳者になって英語を仕事にする方法

 

このコンテンツは、10年以上の経験を持つ現役のプロ翻訳者であるアキラが、翻訳の仕事についてきるだけ分かりやすく説明するメディアです。


 

パソコンを使う女性

 

翻訳者になって、好きな英語を仕事にしたい

 

英語が好きな人なら、翻訳の仕事に一度は憧れるのではないでしょうか?

 

でも、どんな勉強をすれば翻訳の仕事ができるのか、どうすれば翻訳の仕事を見つけられるのか分からないと思います。

 

そこでこの記事では、

 

  1. どのような勉強をすれば翻訳者として英語を仕事にできるのか
  2. 翻訳の仕事を獲得するには、どうすればいいか

 

についてお話しします。

 

 

翻訳者になって英語を仕事にするには?

 

クエスチョンマークと雲

 

翻訳者になって英語を仕事にするには、大きく分けて以下の3つの方法があります。

 

  1. 翻訳会社に就職する。
  2. 企業の翻訳部門に就職する。
  3. 翻訳の専門学校や通信講座で勉強して在宅翻訳者になる。

 

翻訳会社や企業の翻訳部門に就職するのは、ほとんどの人にとって現実的ではないと思います。

 

そこで、ここでは翻訳の専門学校や通信講座で勉強することについてお話しします

 

翻訳の専門学校とは?

 

外国の学校

 

東京や大阪などの都市部には、翻訳を教える専門学校があります。

 

専門学校とは言っても、月曜日から金曜日まで毎日授業がある学校ではありません。

 

週に1回か2回、1回2〜3時間程度の授業があり、授業がない日は家で課題に取り組むという形態の学校です。

 

週に1回か2回は少ないように思えるかもしれませんが、翻訳の勉強は、自分で翻訳してみることが中心になるため、週に1回か2回というペースがちょうどいいように思います。

 

こうした翻訳の専門学校の中では、プロ翻訳者になるための講座を提供しているところがあります

 

こうした専門学校で勉強してスキルを身に付けると、在宅翻訳者になって英語を仕事にするチャンスが出てきます。

 

翻訳の通信講座とは?

 

本とメガネ

 

翻訳の通信講座は、上記のような翻訳の専門学校や翻訳会社が提供しています。

 

また、ユーキャンの翻訳講座みたいに通信講座専門の会社が提供していることもあります。

 

翻訳の通信教育講座には、初心者向けの基本講座からプロを目指す人のための上級講座まであり、しっかり勉強すると在宅翻訳者として英語を仕事にできる可能性が出てきます

 

翻訳の専門学校と通信講座では、どちらがおすすめか?

 

分かれ道と空

 

翻訳になるためには、専門学校に行く方法と、通信講座で勉強する方法があります。

 

では、どちらがおすすめなのでしょうか?

 

翻訳の専門学校のメリット

 

通学できる範囲内に翻訳の専門学校があるなら、専門学校に行くのがおすすめです。

 

なぜなら、プロ翻訳者から直接指導を受けられるし、同じ目標を持つ知り合いができるからです。

 

でも、学校によっては、プロ翻訳者ではない人が指導しているところもあります。

 

プロ翻訳者でない人の指導を受けても、プロ翻訳者になって英語を使う仕事ができるとは思えないので注意が必要です。

 

 

翻訳の通信講座のメリット

 

通学できる距離に翻訳専門学校がなかったり、時間の都合がつかない場合は、通信講座を受けることになります。

 

通信講座のメリットは、空き時間を利用して自宅で勉強できることです。

 

翻訳の勉強は、専門学校に通うにしても通信講座を受けるにしても、ほとんどの時間、一人で勉強することになります。

 

仕事の後や家事の合間などを利用して、時間を有効に活用することができます。

 

ただし、通信講座の選び方を間違えると、お金だけ無駄にすることになります。

 

失敗しない通信講座の選び方は、以下のページを参考にしてください。

 

⇒ 翻訳者になるための通信講座の選び方

 

翻訳の仕事を獲得するには、どうすればいいか

 

パソコンを使う男性

 

翻訳の専門学校や通信教育講座でしっかり勉強したら、プロ翻訳者として英語の仕事を始める準備ができます。

 

翻訳の仕事を始めるには、以下の3つの方法があります。

 

  1. 翻訳会社と契約して仕事を受注する。
  2. 一般企業に営業活動をかけて翻訳の仕事を獲得する。
  3. クラウドソーシングサイトで単発の仕事を受注する。

 

以下に、上記のそれぞれについて説明します。

 

 

翻訳会社と契約して仕事を受注する

 

翻訳会社と契約すると、翻訳会社の在宅翻訳者にることができます。

 

翻訳会社は、メーカーや貿易会社など、海外と取り引きのあるさまざまな企業から仕事を受注し、在宅翻訳者に振り分けます。

 

翻訳の仕事の流れ

 

翻訳会社と契約するためには、トライアルに合格する必要があります。

 

翻訳トライアルとは何かについては、以下のページを読んでください。

 

⇒ 翻訳トライアルとは?受験の流れ6ステップを解説します

 

一般企業に営業活動をかけて翻訳の仕事を獲得する

 

翻訳の仕事は、メーカーや貿易会社など、海外と取り引きのあるさまざまな企業で発生します。

 

そこで、翻訳の仕事がありそうな会社に営業をかけて、直接仕事を受注する方法です。

 

企業と直接取引する

 

企業と直接契約を結んで仕事を受注した場合、企業と翻訳者(あなた)の間に翻訳会社が入らないので、翻訳会社による料金の中抜きがなくなります(つまり収入が増えます)。

 

しかし、多くの企業は、個人の翻訳者ではなく、翻訳会社と契約することを好みます。

 

また、企業相手に営業する必要があるので、営業スキルが必要になります。

 

クラウドソーシングサイトで単発的に翻訳の仕事を受注する

 

クラウドソーシングというのは、インターネットを通じて、仕事の依頼者とサービスの提供者を結びつけるサービスのことです。

 

たとえば、企業で翻訳しなければいけない書類が発生したとき、企業は翻訳会社に依頼するのではなく、クラウドソーシングサイトを使って、直接翻訳者を見つけることができます。

 

翻訳者は、クラウドソーシングサイトに登録しておくと、翻訳者を探している企業や個人と直接やり取りすることができます。

 

クラウドソーシングで翻訳の仕事をする

 

クラウドソーシングサイトを使う場合、翻訳会社による料金の中抜きは発生しませんが、手数料として10パーセント程度を支払う必要があります。

 

クラウドソーシングサービスとしては、ランサーズやクラウドワークスが有名です。

 

⇒ランサーズ

 

⇒クラウドワークス

 

翻訳者になって英語を仕事にするには

 

サラリーマンとビックリマーク

 

翻訳者になって英語を仕事にするには、このように3種類の方法があります。

 

  1. 翻訳会社と契約して仕事を受注する。
  2. 一般企業に営業活動をかけて翻訳の仕事を獲得する。
  3. クラウドソーシングサイトで単発の仕事を受注する。

 

一般企業に営業活動して、直接契約する方法は、営業のノウハウを持っていたり、企業とのコネがある人以外は、あまり現実的ではありません。

 

個人の翻訳者としては、翻訳会社と契約するかクラウドソーシングを利用するのが現実的な選択です。

 

1から3のいずれの方法で翻訳の仕事をするにしても、しっかりした翻訳スキルを持っていることが前提です。

 

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