翻訳トライアルで、未経験可の案件を見つけて経験を積むには?

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翻訳トライアルで、未経験可の案件を見つけて経験を積むには?

 

このコンテンツは、10年以上の経験を持つ現役のプロ翻訳者であるアキラが、翻訳の仕事についてきるだけ分かりやすく説明するメディアです。


 

初心者の会社員

 

翻訳トライアルを受けたいけど、どの翻訳会社も未経験者不可って書かれてる

 

どうやって経験を積んだらいいの?

 

在宅翻訳者になるには、翻訳会社のトライアルに合格することが第一の登竜門です。

 

でも、いろんな翻訳会社のトライアル申し込み欄を見ても、未経験者可の求人って少ないんですよね。

 

最初から経験のある人なんているわけがないから、何とかして翻訳トライアルに合格して実務経験を積む必要があります。

 

でも、翻訳トライアルを受けようと思っても、未経験者はダメならどうやって経験を積めばいいのでしょうか?

 

そこで、この記事では、翻訳の実務経験のない人が、トライアルを受けて経験を積むにはどうすればいいかについてお話しします

 

 

翻訳トライアルに未経験可の案件はあるのか?

 

考える女性

 

翻訳会社が実施する翻訳トライアルの募集欄を見ると、未経験者は不可と記載されていることがよくあります。

 

未経験不可とは書かれていなくても、「3年以上の翻訳実務経験」や「5年以上の翻訳実務経験」が必要と書かれていることもあります。

 

でも、誰でも最初から翻訳経験があるわけがないので、何とかして経験を積む必要があります

 

翻訳未経験者が経験を積むには、以下の2つの方法が考えられます。

 

  1. 申し込み条件として実務経験を記載していない翻訳トライアルに申し込む。
  2. クラウドソーシングで経験を積む。

 

 

申し込み条件として実務経験を記載していない翻訳トライアルに申し込む

 

翻訳会社によっては、申し込み条件に実務経験を載せていない会社もあります。

 

そういう翻訳会社のトライアルにどんどん申し込みましょう。

 

実務経験を記載していないということは、

 

  1. 翻訳者が足りないから未経験者でもいいからほしい。
  2. 少し下手な翻訳者でもいいので、(安い料金で)下訳をしてくれる人がほしい。
  3. 未経験者を育てる余裕がある。

 

などの理由が考えられます。

 

いずれの理由にせよ、実務経験のない人が経験を積むチャンスですので、遠慮せずに応募しましょう。

 

 

クラウドソーシングで経験を積む

 

クラウドソーシングとは、仕事をしてれる人を探している求人側と、仕事をしたい人を結びつけてくれるオンラインサービスのことです。

 

翻訳者を探している企業や個人は、クラウドソーシングサイトに登録している翻訳者に仕事を依頼することがあります。

 

クラウドソーシングサイト

 

クラウドソーシングサービスで翻訳の仕事を見つける場合、翻訳会社のようなトライアルがあるわけではないので、未経験者でも単発の仕事を受注できる可能性があります。

 

だから、翻訳経験がない場合は、クラウドソーシングで翻訳の仕事を受注して経験を積むという方法もあります。

 

ただし、あまりに翻訳の出来が悪いと悪い評価を付けられてしまうので、ある程度の翻訳スキルを身に付けてから挑戦してください。

 

代表的なクラウドソーシングサービスとして、以下の2つを紹介します。

 

⇒ クラウドワークス

 

⇒ ランサーズ

 

翻訳トライアルの流れ

 

未経験者可の翻訳トライアルに申し込んだと仮定します。

 

翻訳トライアルは、以下の流れで行われます。

 

  1. 翻訳者が、翻訳会社のウェブサイトなどからトライアルに申し込む。
  2. 翻訳会社が、一次審査(書類審査)を実施する。
  3. 一次審査に受かれば、トライアルの課題が送られてくる。
  4. 翻訳者は、自宅でトライアルの課題に解答し、翻訳会社に送り返す。
  5. 翻訳会社は、課題の出来映えを審査する。
  6. 翻訳会社は、合否を通知する。

 

ウェブサイトから申し込む場合、すべての作業はインターネットを通じて行われます。

 

詳しい流れは、以下のページを読んでください。

 

⇒ 翻訳トライアルとは?受験の流れ6ステップを解説します

 

翻訳トライアルに合格する秘訣はあるのか?

 

驚く男性

 

翻訳経験のない人が翻訳トライアルを受けると、次々と不合格通知を受け取って自信を喪失することがあります。

 

翻訳トライアルに合格するのに秘訣のようなものはあるのでしょうか?

 

合格・不合格の基準は翻訳会社によって違うので、「こうすれば必ず合格する」という秘訣はありません。

 

でも、どこの翻訳会社のトライアルを受けるにしても、以下の点は徹底する必要があります

 

  1. 文脈に合った訳語を選ぶ。
  2. 訳語を統一する。
  3. 文法を尊重して訳す。
  4. 無理に意訳せずに原文を尊重する。
  5. 原文に書かれていないことを追加しない。
  6. 原文に書かれていることを抜かさない。
  7. 日本語として自然な訳文を作る。
  8. 全角文字・半角文字の使い分けを統一する。
  9. 漢字と仮名の使い分けを統一する。
  10. 英文で使われている不要な記号を削除する。

 

上に書いた10項目の意味が分からない場合は、翻訳トライアルを受けるのに十分なスキルを持っていないと考えられます。

 

まずは、翻訳スクールや通信教育講座で勉強することをおすすめします。

 

 

 

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